みなさん、こんにちは。
福山市ばら公園すぐにある【女性とこどもの鍼灸院 SEISHIN 】です。
さて、今回も血のお話。
前回は血の病的な分類について、虚実にわけてお話をしました。
このほかにも血の寒熱がありますが、これは専門的な内容となりますので、
すいませんがここではひとまず省きます。
さて血の関係が深い五臓六腑は、
心・肝・脾です。
心・・・・血を全身に送り出す重要なポンプの働き
肝・・・・血を貯蔵しておき、血の配分量を調節する働き
脾・・・・食べたものを血のもとなる成分をつくる働き、そして血を脈の外に漏らさないようにする働き
心血の不足になると、
精神面を心は統括しているので不安感や焦燥感が出やすくなったり、
動悸や不眠などの症状がでやすくなります
肝の血不足になると、
爪が割れやすくなったり白くなったり、筋肉のしびれ、目の疲れやかすみ、
月経の色が薄くなったり、量の減少が起きます。
脾の機能が衰えると、
反復する出血、例えば生理以外での不正出血、
皮下出血がなどが続くことが起こります。
特に心と肝は血において関係が深く
心と肝の二つとも同時に血の不足を招くこともあります。
今日はここまで。
では、また~!