後編では、
東洋医学の最古の古典『素問・上古天真論』 をもとに、
女性の体の変化を腎の視点から見ていきます。


📖 『素問・上古天真論』にみる女性の体の変化

東洋医学では、
女性の体は
7年ごとに腎の精の盛衰に応じて変化する
とされています。


🌸 7歳

  • 歯が生え替わる(永久歯になる)

  • 髪がしっかりする

→ 腎の精が充実し始める


🌸 14歳(7×2)

  • 初潮

  • 生殖機能が目覚める

→ 腎が生殖を司り始める時期


🌸 21歳(7×3)

  • 体力・生殖力が充実しはじめる

→ 妊娠・出産の力が最も整いやすい


🌸 28歳(7×4)

  • 体と心の成熟期

→ 無理がきく反面、消耗が始まる

📌妊娠は20歳代が一番体への負担なく、妊娠しやすい時期


🌸 35歳(7×5)

  • 回復力の低下

  • 妊娠力の下降が始まる

→ 腎の精が少しずつ減り始める


🌸 42歳(7×6)

  • 月経リズムの乱れ

  • 不眠・不安・物忘れ

→ 腎と脳(髄)の変化が表れやすい時期


🌸 49歳(7×7)

  • 閉経

  • 生殖の役割を終える

→ 腎の役割が「生む、育む」から「支える」へ

📌 東洋医学では、
これは「衰え」ではなく
次の人生への移行と捉えます。


🌿 更年期と腎・脳の関係

更年期の症状――

  • 不眠

  • 不安

  • 動悸

  • 物忘れ

これらは
腎の変化+脳(髄)の影響が重なって起こると考えます。

腎をいたわることで

  • 怖れ不安を手放し、気持ちの安定

  • 眠りが深くなる

  • 年齢の変化を素直に受け入れられる

など心が体が整います。


🌿 腎をいたわる養生(後編)

🟣 腰・足(特に足首)を冷やさない
🟣 睡眠を最優先にする
🟣 「まだできる」より「今、休む」を選ぶ

腎の養生は、
未来も元気でいる自分への投資です。