東洋医学における「腎(じん)」は、
単なる腎臓の働きだけを指すものではありません。

腎は
生命力・成長・生殖・老い
そして
脳・脊髄(髄)
までを含めた、
女性の体の“いちばん深い部分”を司る臓です。

🟣 東洋医学における「腎」の本質的な働き

🔸腎は「精(せい)」を蔵す ― 生命力の貯金箱

東洋医学では
「腎は精を蔵す」
とされます。

この「精」とは、

  • 生まれ持った生命力(ご両親から授かった元気の素)
  • 成長・発育の力
  • 生殖能力
  • 回復、老化のスピード

すべてを含んだ、
命のエネルギーの原資です。

📌 腎の精が充実していると

  • 健康
  • 回復が早い
  • 年齢以上に若い、元気

といった状態を保ちやすくなります。

🔸腎は「脳・脊髄(髄)」を養う臓

東洋医学では
「腎は髄を生じ、脳は髄の海」
と考えます。

つまり腎は、

  • 脊髄
  • 神経系
  • 思考力・記憶力

と深く関係しているのです。

🌀 腎が弱ると現れやすい症状

  • 物忘れ
  • 集中力低下
  • 考えがまとまらない
  • 不安感や恐れ

これは「年齢のせい」だけではなく、
腎の消耗が影響しているサインでもあります。

🔸腎は「生殖」と「ホルモンの土台」

腎は

  • 卵巣
  • 子宮
  • ホルモンバランス

とも密接に関係します。

月経の始まり、妊娠、出産、閉経――
女性の生殖の節目には、
必ず腎が関わっています。

📌 妊活・更年期に「腎」が重要とされる理由です。

🌿 腎を守る養生(前編)

🟣 冷えを防ぐ(特に腰・お腹・足首などの下半身)
🟣 睡眠を削らない
🟣 無理を続けない

この臓はとても静かで各臓腑が頑張りすぎた、もしくは疲労した後にダメージがでやすいです。                           必要以上に頑張りすぎる方、休息をあまり取らない方は要注意です。