みなさん、こんにちは。

福山市ばら公園すぐにある【女性とこどもの鍼灸院 SEISHIN 】です。

 

 

 

お盆すぎて、暦も立秋になり、少し暑さも落ち着きましたね。

 

 

 

夏の養生でまず気をつけることは熱と湿をためこまないように

すること。

 

 

日中の暑い時間帯の屋外の活動をなるべく控える、

外出する際は、上半身(特に頭)の直射日光対策を行ってください。

 

 

食事であれば、スイカや胡瓜などのウリ科の食べ物をとると、

熱を冷ましながら、余分な水分を排出してくれますので、

蒸し暑い日にオススメです。

 

 

 

逆に天ぷら、フライものなどの調理や、脂っこい食べ物の

取りすぎは控えましょう。

消化の良い、さっぱりとした食事がいいです。

 

 

 

先日、患者さまで急に調子をくずされた方でくわしくお話しを聞いてみると

夜に飲み会があり、鶏肉と日本酒をよく召し上がったそうです。

 

 

 

肉は野菜に比べると陽が強い食べもので、肉の中でも鳥と牛肉は

温める作用が強いので、食べ過ぎると熱がこもります。

 

 

 

お酒でも日本酒は特に温める作用があり、

夏にこの二つの組み合わせと、量をとり過ぎたことが

体に負担がかかり、調子を崩されたと判断し、

治療では脾と胃の熱と湿をさばくことをしました。

 

 

 

あとは夏は発汗による気と陰分の消耗があるので、

やはり適度な水分補給(水もしくは麦茶)、

疲れたなと感じた場合は休養が必要です。

 

 

 

普段昼寝などの習慣がない人でも、疲れを感じた場合には、

眠らなくてもいいので、15分~30分目をつむってて横になる

(横になれない人はゆったりと座る)

ことを入れておくとよいです。

 

 

 

去年、カンボジアに行った際に、

どの家にも軒先にハンモッグがつるしてあり、昼過ぎの暑い時間帯には

木陰のハンモッグ下でのんびりされていました。

 

 

 

カンボジアは雨期と乾期はありますが、年中夏の気候なので、自然と

こういった休養の取り方を入れているんでしょうね。

 

 

日本でも、働き方改革のひとつに、

猛暑の場合は、日中に休養(昼寝)タイムを考えた方ても

いいのではないかなと思います。

 

 

 

では、今回はこの辺りで。